国際ネタ

世界的感染の懸念、東南アジアで広がる「新型ウイルス」の恐怖

Coronavirus

つい先日マダニによる感染症として「ライム病」についての記事を書かせていただきました。

しかしここ数日、東南アジアでは新型ウイルスの感染症が相次いで発生しているようです。

中国、新型ウイルス感染の男性死亡

中国の湖北省武漢市で発生した新型のコロナウイルスについて、同市の衛生健康委員会は11日、初めて死者が出たと発表した。1月10日時点で41人が肺炎を発症し、うち重症は7人で、2人が退院した。そのほかの患者の症状は安定しているという。

引用元:日本経済新聞

中国から世界的な感染拡大の懸念

ただ、中国国内で流行して終わるだけならまだよかったのですが、そういうわけにもいかないようです。

中国は25日の春節(旧正月)に合わせた休暇で海外旅行をする人が急増するため、世界的な感染の拡大が懸念される。

引用元:日本経済新聞

そうなんです、中国の春節によって長期休暇に世界旅行をする層が増えるため、今後世界的に猛威を振るいそうなんです。

ちなみに、中国の春節による休みは、春節の前日から一週間と定められています。(一部例外年あり)

よって2020年の春節期間は、1月24日~1月30日までとなります。

ウイルスの正体は「新型コロナウイルス」

猛威を振るい始めているウイルスの正体は「新型コロナウイルス」という事が分かりました。

コロナウイルスとは

「コロナウイルス」という名前は何となく聞いたことがあると思いますが、このコロナウイルスに感染すると、様々な重篤症状を引き起こします

2002年~03年猛威を振るった「SARS」

SARS重症急性呼吸器症候群(Severe acute respiratory syndrome)の略で「サーズ」と読みます。
2002年から03年にかけて、中国の広州を中心に流行した肺炎で、これまで知られていなかった新しいウイルスが原因でした。

結果として、香港を中心に8,096人が感染し、37ヶ国で774人が死亡したとされています。

2012年~2015年に中東で広まった「MERS」

MERS中東呼吸器症候群 (Middle East Respiratory Syndrome=MERS)の略で「マーズ」よ読みます。
SARSコロナウイルスに似ている新型のコロナウイルスでした。

肺炎を主症状としており、死亡率が40-50%前後と非常に高いのが特徴

進化し続ける「コロナウイルス」

コロナウイルスは、多様な形状に変化し新種のウイルスとして近年猛威をふるい続けていました。

そして2020年1月14日、世界保健機関(WHO)は中国の湖北省武漢市で発生しているウイルス性肺炎について、「新型のコロナウイルスが検出された」と認定しました。

感染経路は?

新型コロナウイルスの感染経路についてですが、「なんらかの動物から感染した」可能性があると考えられています。

しかし、どの動物がどのように人に感染を引き起こしたのかというのが(執筆中の現時点では)未だ解明されておりません。

今の所、人から人への感染は確認されていないという事です。

人から人への感染が無いのであれば、大きなパンデミックは回避することが出来そうですね。

(2020-01-15更新)
発症が相次いでいる新型のウイルス性肺炎について「限定的だが人から人へ感染する可能性は排除できない」との見方を表明した。

発表では人から人への感染リスクはやや低く、まだ明確な証拠も発見されていないと説明しており、詳細についてさらに医学的な調査を進める。

(2020-01-16更新)
人から人の感染リスクは低いものの、「濃厚接触」によって感染する可能性がある。

「患者と会話する程度など、通常通りの生活をされている人へはリスクは極めて低い」とし、冷静な対応を呼びかけている。

「ヒトからヒト」感染確認(2020-01-20更新)

中国当局の専門家は、遺伝子検査でヒトからヒトへの感染を確認し、「医療従事者14人への感染も起きている」と述べた。同国内の感染者の内訳は、武漢198人▽広東省14人▽北京市5人▽上海市1人。習近平国家主席は20日、国営メディアを通じ「新型ウイルスは徹底的に封じ込めなければならない」と述べた。

引用元:Yahoo!ニュース

遂に、正式的に人から人への感染が確認されてしまいました。
しかし、未だ感染源は不明とのこと。

病気の特徴は?

現段階では病気の特徴も感染経路も潜伏期間も治療法も予防法も判然としておりません。

主症状として肺炎という事のみが分かっております。

今後調査を受けて、どういった感染症状かが分かっていくでしょう。

ワクチン開発は?

中国メディアによると、新型コロナウイルスでは特効薬やワクチンの開発に数年間かかる可能性があるという。香港などの周辺地域やアジア諸国では武漢を訪れた旅行客の体調を検査しており、警戒態勢を敷いている。

引用元:日本経済新聞

日本国内で”新型肺炎”初確認!?

中国の湖北省武漢市で発症が相次いでいる原因不明の肺炎について、日本国内のウイルス検査で初めて陽性反応が出たとの報道について、厚生労働省結核感染症課の担当者は、電話取材に「現在、確認中」とコメントした。

引用元:Bloomberg

神奈川県在住の中国国籍の男性が検査の結果、陽性反応が出ていたことがわかった。
男性は30代で武漢への渡航歴があるという。

日本国内で患者が確認されたのは初めて。

まとめ

新型ウイルスの発生と、中国の春節。

まだ人から人の感染が認められていない事が救いではありますが、もし感染するという事になれば、これから大きなパンデミックが発生する場合もあります。

特に日本へは中国からの観光客が多く旅行に来られますから、もしも人から人への感染が認められるのであれば、日本に住んでいる我々にとっても大きな脅威となるでしょう。

春節以降はマスク、手洗い、うがいなどの自己防衛をすることは必須になるのではないでしょうか。

ウイルスの解明が進んで早くワクチンが出来ると良いですね。

(2020-01-16追記)
遂に日本に入ってきてしまいました。
神奈川県という事ですが、東京の方へ流れてきたら一気にパンデミックになる可能性がありますね。

皆さんも要注意です。

(2020-01-20追記)
人から人への感染が確認されたという事で、パンデミックの可能性が大きくなりました。
中国の春節休暇は24日から。あと少しです。

劇的に広がらなければ良いのですが。。