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ジャスティン・ビーバーが「ライム病」を告白。ライム病ってなに?

ジャスティン・ビーバーライム病告白

歌手のジャスティン・ビーバー(25)が8日、自身のインスタグラムへの投稿で、感染症のライム病と診断されていることを告白した。

「ジャスティンは薬物をやっているとか言う人も多かったが、そういう人たちは分かっていない。僕が最近になってライム病と診断されたことを。
それだけではなく、皮膚や脳の機能、エネルギー、全般的な健康に影響する慢性疾患の深刻な症状を抱えていたことも。」

ジャスティンは投稿の中でそう告白し、
「こうしたことについては、近いうちにユーチューブに投稿するドキュメンタリーシリーズで詳しく説明する。」
と予告。

「僕がずっと戦ってきたこと、そして克服しつつあることを知ってもらえると思う。苦しい数年だったけれど、適切な治療を受けることが、これまで治療不可能だった疾患を治療する助けになる。僕は復帰して、今までよりずっと良くなる」と宣言した。

参考 : Yahoo!ニュース

ライム病ってなに?

日本ではライム病という病名を聞いたことがある人は少ないのではないだろうか。

えっ?ライム病?果物のライムでも食べすぎたの?

違います。

ライム病とは 野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属 のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。

引用元:国立感染症研究所

ライム病の症状は?

「感染初期」には‘遊走性紅斑’と呼ばれる特徴的な的(まと)状の皮疹(マダニに刺された部位の赤い斑点あるいは丘疹から周辺に紅斑が拡大する)が現れることが多く、他に筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザ様症状が現れることがあります。約4週間後の「播種期」には病原体が全身に拡がり、皮膚症状、神経症状、不整脈、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状が現れます。そのため、症状だけからの確定診断は困難です。感染から数ヶ月~数年を経た「慢性期」には、慢性萎縮性肢端皮膚炎、慢性関節炎、慢性脳脊髄炎などが出現します。

引用元:厚生労働省関西空港検疫所

インフルエンザ症状にプラスして皮膚症状、神経症状、不整脈、眼症状、関節炎、筋肉炎ってどんな状態異常スキルですか!

まるでRPGのFFに登場するモルボル臭い息並みの状態異常付与です。。

いや冗談を言っていられない、もっと凶悪な症状ですね。。。

ライム病の治療方法は?

ライム病ボレリアには抗菌薬による治療が有効である。マダニ刺咬後の遊走性紅斑にはドキシサイクリン、髄膜炎などの神経症状にはセフトリアキソンが第一選択薬として用いられている。薬剤耐性は報告されていない。マダニ刺咬によるアナプラズマの重複感染が疑われる場合には、ドキシサイクリンもしくはテトラサイクリンが有効とされている。

引用元:国立感染症研究所

抗菌薬で治療が可能なんですね。
治療不可とかじゃなくて本当に良かった。

北米で流行するライム病

ライム病は、マダニに刺された後に関節炎、皮膚の炎症や発疹、リンパ節の腫れなどがみられて異常に気付くもの。

ここ数十年にわたり北米ではこの病気が流行しており、同じくカナダ出身の歌手アヴリル・ラヴィーンも数年間の闘病生活を経験したばかり。「寝たきりになり死の淵をさまよった」とも表現していた。

ジャスティンの症状は?

ジャスティンは、症状について皮膚や脳機能、体力など、全体的に健康とは言えず、慢性的な状態で深刻だったとしている。

ここしばらくの間、皮膚が荒れ、痩せてきて顔色も悪いうつ病かドラッグの過剰摂取かなどと書き立てられてきたジャスティンだが、そうではなかったようだ。

日本での症例報告は?

日本では、1986年に初のライム病患者が報告されて以来、主に本州中部以北(特に北海道)で患者が報告されている。

感染症法施行後の報告数は、1999年から2018年までの20年間で231例である。北海道以外の地域での届出例の多くは、北海道や海外(主にアメリカ、欧州諸国)での感染例である。

欧米の現状と比較して本邦でのライム病患者報告数は少ないが、野鼠やマダニの病原体保有率は欧米並みであることから、潜在的にライム病が蔓延している可能性が高いと推測されている

感染症法によるライム病届出数(都道府県別,2013年-2018年)
感染症法によるライム病届出地(都道府県別,2013年-2018年)

引用元:国立感染症研究所

なんと、日本でもすでに症例報告が上がっているんですね。
しかもそのほとんどが北海道での感染です。

何か対策や予防方法はないのでしょうか?

ライム病の予防方法

以下は森林を歩く際の注意です。

  • 足首からふくらはぎにかけて露出しないようにズボンの裾を止める、もしくは靴下の中に入れ込む。
  • ダニの付着が判別しやすい明るい色の衣服を着用し、休憩時などに同行者同士でダニの付着の有無を確認する。
  • ダニを取り除くときにはピンセットや先のとがった毛抜きなどを用い、皮膚にできるだけ近いところでダニの頭か口を挟んでまっすぐ上に引き抜く。体の部分を挟むと、つぶれて機械的に病原体の注入が起こり、感染の確率が高まるので、挟んではいけない。
  • 取り除いたダニは保管しておく。後日、症状が出た場合には病院へ持参する。咬着後24時間以内に除去すると、感染率が低いと言われている。
  • スプレー式の防虫剤は有効なので、必要に応じて利用する。
山や草むらでの野外活動時のマダニから身を守る服装 厚生労働省ポスターより引用
山や草むらでの野外活動時のマダニから身を守る服装 厚生労働省ポスターより引用

自分の身は自分で守る。
自己防衛の意識を高めないといけないという事ですね。

特に、これから海外や北海道に行かれる方は、これらの予防対策をしっかりとすること、細心の注意を払う事が必要そうですね。

北海道民の方も常日頃から森林へ行かれる際にはしっかりと対策をしてください。

まとめ

なんにせよ、ジャスティンもしっかりと治療を行い克服していっているという事で何よりです。

流石にこんな状態異常詰め合わせのハチャメチャスキルを味わいたくはないですね。

ジャスティンは色々とお騒がせも多かったので、単純にアンチが騒いでいただけのような気もしますが。

それでも、世間の目が少しでもジャスティンを暖かな目で見ていただけることを望みます。

また、常日頃からの予防対策は、どんな病気にも有効です。
これからの季節、まだまだ風邪やインフルエンザが流行ってくると思いますので、皆様も健康管理には気を付けてくださいね!