時事ネタ

フィンランド、首相の過去の発言が一人歩き?幻の週休3日制とは

フィンランド週休3日は誤報

どうも湯豆腐です。

フィンランドと言えば、サウナが有名ですね。

他にも教育レベルが高く、2020年現在ではフィンランドの教育制度は世界一と称されるほどです。

生徒の学習到達速度を測るPISAでは毎年好成績を収めていて、2000年、2003年、2006年には世界ランキング一位を獲得しています。

他にもムーミンが生まれた国でありアングリーバードが生まれた地でもあります。

フィンランド発祥
フィンランドで生まれし者たち

誤報ー「週休3日制を検討する」

時事通信社が午前7時46分に「フィンランド、週休3日制検討 働き方改革で『家族と時間を』」という記事を配信した。

記事の内部では、

「フィンランドのマリン首相は、働き方改革の一環として、週休3日制の導入を検討する考えを表明した。欧州メディアが6日報じた。週休3日制は労働生産性の向上につながるとして、世界的に注目を集めつつある。」

とあり、

マリン首相は「人々はもっと家族や愛する人、趣味などに時間を費やすべきだ」と述べた。1日6時間労働制も検討するという。

しかしこれが、誤報だったのです。

これに対し、駐日フィンランド大使館は午後5時33分に公式Twitterを更新し、「フィンランドが週休3日、1日6時間労働を検討しているという話がメディアで報道されているけれど、それは新政権と首相が所属している党の目標にもないし、計画もないんだ」と反応。

では、いったいこの誤報はどのように広がっていったのだろうか。

誤報が広まる様子を検証

これらの記事を見ていくと、
2019年8月、当時は運輸大臣だったマリン首相が政党のイベント内で「週休3日制や1日6時間労働」のアイデアについて言及したという。

2019年12月にオーストリアのメディアでこのイベント内のマリン首相の発言が引用され、2020年に入って、この発言がヨーロッパのメディアで首相になってからの発言だと印象づけるような報道が始まったという。

つまりは、

  1. メディアによる報道に対して勘違い発生
  2. さらなる報道
  3. さらなる勘違い
  4. 「週休三日制!労働6時間!(/・ω・)/」

となっていったという事ですね。

実際週休3日制ってどうなの?

この週休3日制については、試験的に実施をした企業が、この日本に存在しているんです。

それが日本マイクロソフト!

日本マイクロソフト社では
2019年08月の間だけ「ワークライフチョイス」というプロジェクトを実践しました。

日本マイクロソフト社ー 「ワークライフチョイス」

日本マイクロソフトは、働き方改革(ワークスタイル イノベーション)を経営戦略の中核に位置付けており、自社の働き方改革の基本理念として、「ワークライフチョイス」を掲げています。「ワークライフチョイス」は、社員一人一人が、仕事(ワーク)や生活(ライフ)の事情や状況に応じた多様で柔軟な働き方を、自らがチョイス(選択)できる環境を目指すものです。

引用元 : 日本マイクロソフト

一か月間、この取り組みを行った所、電力消費量が前年同月比23.1%、印刷枚数が58.7%、それぞれ減少。

労働生産性も40%上がったことを発表している。

今のフィンランドの労働体制は?

フィンランドでは現在、日本を含む多くの国々と同様に1日8時間、週休2日制が定着している。

ちなみに、隣国のスウェーデンでは2015年から1日6時間制を試験的に導入し、生産性向上に効果があったとされる。

まとめ

今の現代社会でより重要なことは「賢く休む」という事ではないでしょうか。

ただでさえ働きすぎな日本は、こういった施策をふんだんに盛り込んでいくべきではないでしょうか?

「ただ働けばよい」のではなく、「如何に時間を有効に使って成果を上げるか」がより重要な時代になってきています。

老後2000万円問題など、日本では下流老人と言われる人が増える一方で、自助努力によってその穴を埋めなさいと言われております。

そういった穴を埋めていくためにも、こういった制度を日本で取り入れていくことって重要だと思いませんか?

今回は誤報でしたが、「時間の大切さ」をより理解し考えるためにはとても良い施策だと思います。